木下大サーカス

4日から7日にかけて福島の裏磐梯に行く用事がありまして。
車で行ったんですが、帰りに山形の平久保に寄って「木下大サーカス」を観てきました。
リスキィ、アスキィと一緒でした。

いや、凄かった…。
正直、先々月に仙台に来た「シルク・ドゥ・ソレイユ」の「ドラリオン」を2回観ていましたので、
あまり期待はしていなかったんです。
値段もグッと安いし、そこまでのものは観られないだろうと。

ところが違いました。
確かに演出や人数の規模は適いませんが、
演技のパフォーマンス性では決して引けをとりません。
これはこれでありだなぁ、面白いなぁと思える演技が目白押しでした。
以下は簡単なレビューです。
これから観に行かれる方は読まない方が良いかもしれません。

第一部
クラウン(*)によるお客さんと一緒に巨大風船を飛ばして遊ぶ演技。
空中ブランコを鉄棒のように扱ってぐるりんちょ。
6人のダンサーによるエキゾチックなダンス。
布を使ったダンス。(「ドラリオン」でいう「エアリアル・パ・ドゥ・ドゥ」)
クラウンによるテーブルクロス引き。実は食器類はテーブルと繋がれていたというオチつき。
テーブルの上に椅子を次々と重ねて行き、その上でバランス。(中国雑技団の得意とする芸)
クラウンによるクラブパッシング。コミカルな動きが面白かった。
蝶をあしらった衣装を身に纏った女性の空中ブランコを使ったバランス。
クラウンによる輪投げ。
シマウマ、キリンショー。
大きな壺を顎、額、頭に乗せるバランス。
地上から空中に張ったロープを傘でバランスを取りながら登る演技。
中に人が入れるようになっている大きな振り子に2人の男性が乗り、
回しながら振り子の中を走ったり外を走ったり・・・。
終いには目隠しをして振り子の外で縄跳びしてみたり。
(遊園地にあるバイキング系のアトラクションを思い浮かべて頂ければ近いと思います)

第二部
ライオン、トラショー。
クラウンによるラッパ、鞭を使ったショー。(中国雑技団でよくみられる演技。鞭で新聞紙を破く)
鉄棒。(新体操風味)
ロシア風のダンス。
大きな球体の中でバイク2台が走り回るショー。
フラフープから象ショー。
クラウンによる空手。(板を割ろうとするが割れない)
空中に張った揺れる竹の上でバランス。
クラウンがお客さんを4人ステージに連れて行き、
椅子の上に4人折り重ねて寝かせ、椅子を取り払ってしまうもの。
いわゆる空中ブランコ。クラウンを絡めていて面白かった。
フィナーレ

はぁ、はぁ・・・結構盛り沢山ですよね。
椅子の上に4人寝かせ、椅子を取り払う演技ではなんと
私ラッキィとリスキィ、アスキィがステージ上に連れて行かれました。
正面の割と良い席に陣取っていたせいでしょうね。
とっても良い思い出になりました。

総評としてはバランス系がややしつこかったのと、
動物ショーが大人にはあまり面白くなかったのが減点でしょうか。
どちらも凄いことなのは分かるんですが、凄さが伝わりづらいんですよね。
ただ動物ショーは子供は大喜びでした。
対象とする客層が私たちと違えていただけでしょう。
振り子や空中ブランコは本当に凄かった。
何度も声を上げてしまいました。
「木下大サーカス」という名前なだけあって、日本人の演者が多いのも嬉しかったですし、
少ない人数で回しているのも好感が持てました。
一人の演者が何回かのステージに出たりしているんです。
これって凄いことなんですよ。

そんな「木下大サーカス」。8月末まで山形の平久保で公演を行っていますので、
興味を持たれたら、行かれてみてはいかがでしょう。


クラウン…道化師という意味。顔を白く、唇を赤く塗りたくったピエロ。演技と演技の間を繋ぎ、観客に一息入れさせてくれる、サーカスになくてはならない存在。一人で演技をする大道芸人にはクラウンのスタイルを取る人も少なくない。
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by jug-boys | 2007-08-10 10:14  

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